夫パク・ミンファンと親友チョン・スミンの不倫現場を目撃した末期がんを患うカン・ジウォン。2人に殺されたジウォンは、突然10年前の過去に戻ってしまう。会社の上司ユ・ジヒョクに助けられながら、人生の“ゴミ”を処分し、運命を変えようと奮闘する。
2024年
感想
うーん…
いわゆる、スカッと系はあんまり好まないわたくし。回帰・重生・転生ものは中国ドラマで見慣れてるんだけどね…
カンさんはおそらく姜さんだろうと思うと、「寧安如夢」の姜雪寧を思い出すんですよ。あの人は強かった…本当に強かった…総攻めだったもんな…
権謀術数を駆使して皇后になったのに若い日の学問の師匠によって追い詰められることを避けようと、今回は長公主にも学問の師匠にも会わないようにしながら、後宮のルールも律令も駆使してる姜雪寧と、ちょっと気弱な人を比較しちゃいけないか。
どちらも自分の人生をドライブして死を回避しようとするけれど、現代に生きるカン・ジウォンが結局暴力によって解決してるのがどうにもこうにも受け付けない。姜雪寧は本人がスパダリだったけど、こっちは財閥三世のスパダリ出てくるし…いやまあ、謝危もスパダリっちゃスパダリなんだけど。姜雪寧の肩幅の広さには惚れぼれしちゃう。
古装ドラマだと、「そうですよね、うちのご先祖さまだって刀をぶら下げてたんだし」。みたいな、衣装だけで現代の感覚とは違うんだよね、というワンクッションが入るから受け入れられるんだけど。
ジウォンさんだってさ、お亡くなりになるところも、浮気者を見つけてヒステリーを起こす?こういう人が?と思いもする。多分ヤンさんのように逃げ出すんじゃないかなって。
ドン引きしながらも最後まで見たのは、あんまり長くない(比較の問題)のと、パク・ミニョンの演技のうまさかなあ。この顔に見覚えあるけど、誰だっけ?と思って。あ!ソンギュンガンのパク・ミニョンか!と。かわいらしかったのに。肌ツヤもいいんだけど、31歳には見えない…なんなんだろうね、若さって。
実際には10年前の2013年がメインなので。40前の人よりも30くらいの女優さんをキャスティングした方が良かったんじゃないかと思うのよね。(おらんのか?)
ウノくん、実際に30そこそこに見えるんだけど、パク・ミニョンの同級生にはちょっと若すぎるよね。
実は、久しぶりに中国現代ドラマを見ようと思って、韓国ドラマでワンクッション入れたというわけ。