港のスラム街で診療所を営むラウ(トニー・レオン)は、医大時代の友人ロジャー(アレックス・トゥ)と再会した。出世をもくろむロジャーは、ラウを利用して医大時代の教授の資料を入手するが、その教授は不死の病に冒されており、ラウは教授に好きな料理を食べさせ、望みどおりに美しい娼婦とベッドをともにさせ、穏やかな死を迎えさせるのだが…。
原題:流氓醫生 1995年
感想
監督はリー・チーガイ。
ストーリーは群像劇だ。歌うトニー・レオン、口説くトニー・レオン、泣くトニー・レオン、手術中にふざけるトニー・レオンとトニー・レオンで楽しめる。
トニーの力の抜き方は見事。
舞台はどこだろう。香港なのだが、モンコックのようでチムサーチョイのようで香港島側のような不思議な場所だった。
レンタルをお勧めする。