指先で触れただけでトランプの数字や麻雀パイを言い当てられる伝説のギャンブラー、ケン。ラスベガスから故郷マカオに戻ってきた彼の元に、旧友の息子クールが弟子入りを志願してきた。
そんな中、国際的企業の陰謀を暴く重要な証拠がケンの娘レインボーの手に偶然渡り、ケンは襲撃され、レインボーが誘拐されてしまった!
賭城風雲 2014年
感想
監督は王晶。
まあ、王晶印だから仕方がない。ケンの指にはマイクロチップが埋め込まれ、本当に読める、とかどうよ!?
ストーリーよりもニコラス・ツェーとチャップマン・トー。いつまでこんな「若造」役をするのだろう。もちろん、チョウ・ユンファに対して30代後半の俳優を「息子」世代に持ってくるのは正しい。けれど、こういう役は本来20代の俳優にさせるべきではないだろうか。せいぜい、30代前半まで。シャインの二人の方が合うだろうけれど、それでは客が入らないのだろう。2014年の作品ではなく、2004年の作品ならこの配役もわかるのだが。しかし、この「チョウ・ユンファ」の役ができる俳優がいないのだろう。トニー・レオンでは小さくなってしまう。アンディ・ラウはスカスカしてしまった。チャウ・シンチー?うーん。サイモン・ヤムではなんだか足りないし。結局50代前半の層が薄い。そして、20代後半の俳優がいない。日本にいるせいだろうか。「ジェネックス」の頃のニコラスとかスティーブンのような俳優が見えてこない。
とても残念なことだ。
チョウ・ユンファ, ニコラス・ツェー, チャップマン・トー, ガオ・フー, ジン・ティエン, アニー・ウー, マイケル・ウォン, ホイ・シウホン, キミ―・トンフェイ
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