ハンサムで紳士のチャールズは、女性にはもてるが優柔不断で結婚には踏み切れない。ある日、友達の結婚式で彼は美しく聡明な女性キャリーと出会い、彼女にぞっこん。強引なアタックが功を奏して、その日の内にベッド・インに成功。しかし、結婚を意識した彼女の台詞を茶化してしまい、彼女はそのまま帰ってしまう。時が過ぎ、別の結婚式で再会した二人だが、キャリーはすでに富豪と婚約していた。結婚式の度に顔を合わせる二人の恋の行方は──?
Four Weddings and a Funeral 1994年
感想
監督はマイク・ニューウェル。
はじめの結婚式はプロテスタントか国教会か。二番目はカトリック。カトリックの司祭はローワン・アトキンソン。もちろん、間の抜けたことをしてくれる。けれど、「ブラボー!」という一声で救われる。このイギリスのふざけた感じが好きだ。
三度目はスコットランド。四度目は国教会なのではないかと思う。
イギリスに生まれ育ち、オーストラリアでも教育を受け、アメリカで結婚した方にいわせると、イギリスはきわどいけれどユーモアにあふれていて、アメリカはクソがつくほど真面目。
はじめの式の後チャールズと寝たキャリーは、次の日に「いつ婚約を発表するの?」「私たちのよ。私、そのつもりで寝たもの」という。チャールズはびっくりするが、冗談と捕らえてしまう。キャリーは本気だったのだ。読めないのか、読めても怖いのだろう、結婚が。最後も「結婚にこだわらない?」と言って口説くし。
さて、ヒュー・グラント。
かわいいわあ。でも、歯ががしゃがしゃだ。
アンディ・マクダウェルも上の前歯が、と思うのだが。この人は声がソフトでセクシーなのか。