「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

魔法使いのニュート・スキャマンダーは、優秀だけどおっちょこちょい、そして魔法動物をこよなく愛する変わり者──。
世界中を旅しては魔法動物を研究し、不思議なトランクの中に保護している。
ある時ニュートは、旅の途中でニューヨークへ立ち寄ったが、ひょんなことから自分のトランクが普通の人間(ノー・マジ)のトランクと入れ替わってしまう!
トランクの中から魔法動物たちは逃げ出してしまい、ニューヨーク中を巻き込む大騒動に!

Fantastic Beasts and Where to Find Them 2016年

感想

監督はデヴィッド・イェーツ。

プロデューサーは、ハリー・ポッターシリーズの、デヴィッド・ハイマン。

J.K.ローリングは脚本。

舞台は1926年のニューヨークで、イギリスでは「マグル」と呼ばれる魔法を使わぬ人々が、アメリカでは「ノー・マジ」と呼ばれるなど、結構くすくすと笑った。

近年の私にしては珍しく、映画館で見た。

CGV

とはいえ、場所は仁川空港〜。なのでもちろん英語音声にハングル字幕だった。私はハングルは読めないのだよ。耳から聞こえる英語が頼りだが、事前情報を一切入れずに見た。アマプラで見直したら、いくつか誤解してた模様。

外に出てみたかったけれど、この日は寒かったんだもん。トランジット客で儲ける空港は、24時間営業の映画館を作っておくと結構いいっすよ。韓国:仁川空港。トランジットにいいよね

さて、主人公のニュート・スキャマンダーを演じるのはエディ・レッドメイン。もともと評判の良い俳優さんが、成人した変人を演じるととても良いです。

これまた変人で堅物のティナを演じるのがキャサリン・ウォーターストン。変人と変人のカップルが実にいい。

びっくりしたのがコリン・ファレルで、すごい老け方…。

ハリー・ポッターシリーズが初めから最後まで、血の話であり、運命の子の話だったのに対して、こっちは魔法動物が好き!というだけのスキャマンダーに、情に引きずられるティナの話。

そして純血主義に対抗する人たちの話なので、ストーリー的にも(比較的)すっと入ってくる。

魔法動物のCG技術も、年々向上していたのが安定し始めたというか。2016年の作品を2022年に見ても見るに耐える。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

捕らえられていた強大な“黒い魔法使い”ゲラート・グリンデルバルドが逃走する。
その一報を受け、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーは、ホグワーツ魔法魔術学校の恩師アルバス・ダンブルドアに呼び出される。
予測不能な危険に立ち向かいながら、ニュートはグリンデルバルドの企みを阻止できるのか。純血の魔法使いが非魔法族を支配すべきという
グリンデルバルドの思想によって、今、魔法ワールド全体が分断されようとしている。

Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald 2018年

感想

今回も、監督イェーツ、プロデューサーハイマン、脚本ローリング。

舞台は1927年のイギリスから、パリへ。

見てないと思っていたのだが、ところどころこれは見たことがあるぞ?というわけで、おそらく見たのは機内だな。私にはよくあったことだ。

前作でも血の思想が現れ始めているけれど、本作はそれがはっきりする。1920年代だもの、ナチスの時代。

前作でオブスキュラス(闇の魔法)を持つ少年だったクリーデンスは、自分の実の親が誰なのかを探して、パリへ。レストレンジ家が一つのキーになり、ニュートは初恋の人、リタ・レストレンジがクリーデンスの姉なのか?と疑う。

この前回は写真だけだった、リタ・レストレンジを演じるゾーイ・クラヴィッツがじつにノーブルな雰囲気で良い。

英題は「グリンデルバルドの罪」。純血思想とクリーデンスやクイニーを誘惑することなのでそれはいい。

「黒い魔法使いの誕生」という邦題だが、グリンデルバルドはすでに力を持っているので、「黒い魔法使い」をクリーデンスと見るしかなく、クリーデンスは前作に闇の魔法を使うことができているので、誕生は前作の方だよなあと思ったり。

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