そのビデオを見たものは、7日後に必ず死ぬ…。雨が降りつづくアメリカ、シアトル。一本のビデオテープを見た少年少女が同日同時刻に死亡した。その不可解な死の謎を追うジャーナリスト、レイチェルは“不吉な噂”を耳にする。 『そのビデオを見たものは、7日後に必ず死ぬ』。 そのビデオには、どんな映像とメッセージが隠されているのか。調査を始めたレイチェルは“サマラ”という謎の存在にたどり着く。しかし、ビデオを見てしまったレイチェル自身と息子にも死の恐怖が迫っていた。 残された時間はあと7日・・・。
The Ring 2002年
感想
監督はゴア・ヴァービンスキー。
リメイクがオリジナルを超えることは滅多にない。本作もしかり。
何かが足りない。それも圧倒的に。
女優は大根女優の松嶋菜々子から、演技のできるナオミ・ワッツへ変わった。ただ大根女優でも存在感のある松嶋菜々子だが、ナオミ・ワッツは迫力がない。存在感がない。
女優に良く使う「透明感のある」という表現は嫌いだ。おそらく清純派や知的だといいたいのだろう。だが、今回私はこの言葉をナオミ・ワッツに送ることになった。悪い意味で。つまり、透明なくらい、存在感がないのだ。
真田広之からマーティン・ヘンダーソンだが、これもまたあまり存在感がない人だった。
サマラ(貞子)の不気味さはいいが、それよりエイダン。エイダンの方が不気味という謎設定だった。
サマラの住んでいた島や、灯台など、寒々とした風景は印象に残る。見てみたいような、行きたくないような。
ナオミ・ワッツ、マーティン・ヘンダースン、ブライアン・コックス、デイヴィッド・ドーフマン
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