少陽(しょうよう)派掌門の娘・褚璇璣(ちょ・せんき)は天真爛漫で明るく元気な女の子に見えるが、視覚や聴覚、味覚など六識が不完全な身体で生まれたため、痛みや感情などがわからず涙を流したことがない。
そんな璇璣を双子の姉・玲瓏(れいろう)はいつもそばで見守ってきた。ある日2人は五大修仙門派の達人が一堂に会する、4年に一度の武芸大会“簪花(しんか)大会”の手伝いをすることに。参加者の出迎えを任される2人だったが、璇璣が参加者の一人である乱暴者の烏童(う・とう)に連れ去られてしまう。
ピンチを救ったのは離沢(りたく)宮の禹司鳳(う・しほう)。常に仮面を着け、「よそ者の前で仮面を取らないこと」を掟とする厳格な門派の弟子だった。彼と誕生日が一緒であることを偶然知った璇璣は司鳳に親近感を抱くが、無表情で冷たい態度を崩さない司鳳。
そんなある日、2人は禁じられた場所にうっかり足を踏み入れ、司鳳はケガを負ってしまう。璇璣は血をぬぐうために司鳳の仮面を外してしまい…。
念无双の後に、たまに見ていたやつ。
元々、あんまり仙侠ものは好きではないんだけど、この劉学義さんが良いのだと言うので。
んんんんんん。
学義さんの声じゃない…吹き替えないでよ。しっかし、きれいだな。そして若いな。
昊辰師兄から見れば、戦神を天界にうまく戻すことを考えてるわけよ。だから、司鳳が大変邪魔。しかも、司鳳の行動が怪しいからさ…
戦神と愛し合い、したくない結婚を強要されて、それを嫉妬した戦神に破壊されて…
ってかわいそうに…
昊辰として璇璣と結婚したいわけではないし…
璇璣が本当に馬鹿だから苦労するよ…世界を守るために、戦神を破壊しないとならなくなるわ、これは…
と思ってたんだけど。違うじゃん。柏麟帝君の妄想じゃん!
……柏麟帝君……ヘンタイ?
羅睺計都のことが好きだけど、魔界の男では世間体が良くないので、天界の女に改造して、愛し合おうとした?
真面目に生きすぎて、性的嗜好が変な方向に発達してませんか?
あの……これ、奇怪な方向のびーのえる?
とにかく人の話を最後まで聞けよ。
というのは、昊辰のときもそうだった…もうちょっと司鳳を観察してたらさ…
羅睺計都を演じた李欣沢がこれがまた璇璣を演じるのがうまいので、司鳳と羅睺計都のびーのえるに見えてくる。
成毅がこれで売れはじめたのだというのは納得。演技も良い。重症を負ってプルプルしてるのは、機密の曹丕ちゃん以来のプルプル度かも。血を吐けば吐くほど人気が上がるのは、中国あるある。
問題は璇璣を演じたヒロインの袁冰妍。この手の顔が好きじゃないのもあって、なかなか手を出さなかったのよね。どうも子役出身らしいんだけど、演技がなあ。老け顔の大人なのに、璇璣「天真爛漫」を子役が演じるように演じるからなあ。本当に「少女」を演じるのは大変なのね。戦神のときも微妙。
「花千骨」の頃の趙麗穎が奇跡と言っても良いくらいなのかしらね。
しかし、男を女に改造してみたり、中に女子がいる設定で、羅睺計都をめぐる三角関係の、びーのえるが裏テーマなら、あんまりかわいくなくて、演技が微妙なのも仕方ないか。男を引き立てないとなならないから。
だけだと、つまらなさすぎて学義さんのシーン以外は倍速で見る始末。尺が長すぎるのよね。回想シーンが多すぎる。多分尺を2/3までは削減できる。
蛇ちゃんはくねくねしててちょっとかわいい。