幸せになる子供の頃から空想好きなアメリ・プーランそのまま大人になった彼女の好きなことは河での水切りやクレームブリュレの焦げを割ることそしてまわりの誰かを今より少しだけ幸せにすることそんな少し風変わりで、自分の事には不器用なアメリがある青年に恋をして…
Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain 2011年
感想
監督はジャン=ピエール・ジュネ。
心臓病だと信じられて学校に行くことを禁じられた少女、アメリは想像力豊かだった。
大ヒットしたのだが、奇妙な違和感を感じた。
それが年を取ると、「可愛らしい」とか「ファンタジック」になってしまった。
主な理由はアメリがストーカーみたいだし、人の家に入り込んだりやってることがほとんど犯罪だ。しかも、お節介。
アジア的なお節介さが嫌だったのだ。
許せるか、許せないかといえば、許せない。
しかし、今では色使いの可愛らしさ、空想を表現する手法に目がいってしまう。
そして、何より足を踏み出す勇気。
若い頃より今の方が遥かにそういう勇気がなくなっていると思った。