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インドシナ

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インドシナで生まれ、祖国を見たことがないフランス人女性・エリアーヌは、フランス人将校のジャン・バチストと愛し合うようになるのだが…。

Indochine 1992年

感想

監督はレジス・ヴァルニエ。

確かにこの時代のヴァンサン・ペレーズは美しいと言えば美しい。ただ、粗野というか下品。
アラン・ドロンがこの手の下品さが魅力的な俳優だったのだが、まるで違う。なんだか下衆っぽいのだ。もしも、アラン・ドロンの若い時代であればさぞ美しかったであろうと思う。

リン・ダン・ファンの若々しさ、美しさ。それはりりしさと言える。
本作はリン・ダン・ファン一人によっていたように思う。カトリーヌ・ドヌーヴのシーンが単調で長ったらしかったのに対して、リン・ダン・ファンのシーンはまさにLively!としか言いようがない。これは二人がそのように演技をするように指導があったのだろうけれど。

ラスト、ジュネーブの湖にたたずむカトリーヌ・ドヌーヴ(ポスターの絵)で終わるのがフランス映画らしいと思う。
アジア映画だったら、カミーユだろう。エリアーヌとエティエンヌが抱き合い、それを見るカミーユ。いや、フランス的か。もしくは、独立を勝ち取ったカミーユの栄光、しかしそこにはエティエンヌはいない、という姿だったのではないか。

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カトリーヌ・ドヌーヴ, ヴァンサン・ペレーズ, リン・ダン・ファン, ドミニク・ブラン, アンジェイ・セヴェリン
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