人生を山頂の修道院で過ごし、他を圧倒する程のカンフーの達人でもあった主人公(アンシァ:ワン・バオチャン)は、師の言いつけにより初めて山を降り、外の世界を知るべく旅に出た。
そこで彼は、様々な人々と出会い、そして別れ、数奇な出来事の連続を経て、人生の意味と武術の極意に近づいていく。
2015年
感想
監督は、陳凱歌。とくれば期待してしまうのだけど、これが酷かった。
民国期の道士が、様々な人に出会って「師匠」と呼ぶ。
出てくる人の豪華なこと。豪華なこと。コメディ俳優の、ワン・バオチャンなので、どうしてもバタバタ気味になってしまうけれど、おそらく「知能に多少問題がある」人が主人公なので、仕方あるまいか。
初めの師匠の奥さんはリン・チーリンで、師匠の弟はヴァネス・ウー。
ジェイシー・チェン最後の作品だろうし、アーロン・クォックにチャン・チェン。
しかしだなあ。
???なのだ。
寓話なのだろうな、というのはわかるのだが、事前に理解する必要のある知識が圧倒的にかけているんだと思う。そのため、理解できない話であった。