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2015年4月1日の香港

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4/1はレスリーの命日だ。
午前中にマンダリンオリエンタル付近を歩いていると、豪華というより清楚な匂いがする。花が飾られ、レスリーを追悼していた。
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夕方、フェリーピアからの歩道橋からも見ることができた。おそらく花はもっと増えている。
香港映画祭期間中でレスリー作品が一つコミュニティー上映として無料でスクリーンにかかる。今回は「白髪魔女伝」だった。
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列に並んでチケット配布を待つのだが、レスリーの顔のプリントされたTシャツを着たおばさまがたがきゃっきゃと楽しく集まっていた。お祭りなのだ。なんという時期に死を選んだのだろう、この人は。2003年の香港映画祭の直前に死んだ。時期を少しずらせてしまえば、レスリー記念上映が出来てしまう。精神的に追い詰められた彼に計算はできなかっただろう。それでもそういう時期を選んでしまったレスリー・チャンという人の劇的な人生・・・
白髮魔女傳(香港国際映画祭)
てっか、出来すぎ。・・・どっかで生きてるんじゃね?レスリー爺さんが。
帰りのJAL機内でファン・ビンビンとホァン・シャオミンの「白髪魔女伝」を見たのだが、全盛期のレスリーが相手では大変に難しいと思った。エンディングにレスリーの「白髪紅顔」がかかるという不自然さ。
映画を見終えてフラフラチムサーチョイを歩いていて、スター・オブ・アベニューの入り口(出口?)にいた。そういえばここは歩いてないなあと歩いた。始めの人たちはわからない。そのうち、アニタ・ムイが見えて、この頃から見覚えのある名前がで始める。下ばかり見て、おー、マイケル・ホイ。サミュエルはあるのに、リッキーがない。ジャッキー・チェンは人気だね。ブリジット・リンに手形と合わせる人がいるなーと見ていると、また花の香りがする。
あー。
ここでもレスリー追悼の段が作ってあった。
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何?とわからない人はそのまま素通りして、近くのアンディ・ラウが大人気だった。だけど、上の写真ではたまたまアンディさんに誰も群がっていなかったときのショット。
トニー・レオンはそれほどでもなく、もう一人のトニー・レオン、カーフェイさんが「きゃー」と言われていた。カリーナ・ラウやブリジット・リンの手型とも手を合わせるおばさんたちがいたな。
実は朝から朝食を食べながら衛視電影台をつけるとレスリー。見た一番初めは「大三元」(「恋する天使」)。
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次に帰れば「金玉満堂」(日本語的にはすっごいタイトル・・・)。そして「ブエノスアイレス」に「欲望の翼」、「覇王別姫」。翌朝つけても「楽園の瑕終極版」。これで終わった模様。王家衛で一番好きな楽園の瑕を香港のテレビで見られて良かった。
SIMを買いに行けばお店で流れる歌がAmerican Pie。
泊まったホテルがミニホテルセントラル
中環の安宿・ミニホテルセントラルは狭いけれど香港なら仕方ない[2015年4月香港・広州女一人旅]
Hotels.com ミニホテル セントラル
なので、「金枝玉葉」(「君さえいれば」)ロケ地・フリンジクラブの傍だ。フリンジクラブの交差点でレスリーグッズを片手に撮影する人がいたり、聖地巡礼をしている人がいた。
翌日地下鉄に乗れば、彼氏の声明とか、チェリー・チェンの追悼とかのニュースが流れたけれど、私にとってはレスリーはリアルタイムで観ていないのでほぼ歴史上の人物である。
だからその命日が近づこうがそんなものでしかない。なのですーごく楽しい時間だった。
ありがとう。レスリー。また来年もこの時期に来たい。

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