チャウ・シンチーのロイヤル・トランプ
口から出まかせのいい加減男が紫禁城に乗り込んだ! 武侠小説の大家である金庸の小説「鹿鼎記」をチャウ・シンチー主演で映画化。
鹿鼎記 1992年
感想
監督は王晶。
ラストに「小宝よ、次に会ったら私の顔がわかるまい」と聖女が言って、振り向いたらなんとブリジット・リン!
そういうことか。「スウォーズマン 女神伝説の章」をうけてのものか。「女神伝説」の公開が1992年の1月で、本作は同年の6月公開。王晶が編集に時間をかけるわけがないので、すぐにキャスティングしたな。
トニー・レオンのドラマ版よりも、やはりこういう役にはチャウ・シンチーの方がぴったりとはまる。
姉役にサンドラ・ン。
武術指導にチン・シウトンが入っているので見栄えがいいアクションなのだが、オープニングのオーバイのアクションでワイヤーがばっちりとみえたのはまずいと思う。でもシンバルみたいな武器の上にのって空を飛ぶとか良いよねえ。もう心をわしづかみにされる。こういうのが見たいんだよ、こういうのが。で、ここをパクったんだな。「月下の恋歌」は。
チャウ・シンチーのロイヤル・トランプ2
昨日の敵は今日の友!お調子者ヒーローを待っていたのは、奇跡の大勝利!?
原題:鹿鼎記2神龍教 1992年
感想
「スウォーズマン 女神伝説の章」のパロディじゃん。面白かったけど。「女神伝説」より面白かったかも。
チャウ・シンチーがブリジット・リンみたいに大見得を切ってみたり、ラストの小宝と公主は「女神伝説」の東方不敗と愛人そのままだった。
やっぱり、ブリジット・リンは老けているのだけど、こちらでの方が美人度が高いように思ったのだが。
ぜひ、女神伝説とセットで。
シンチー強いよね。古くても動画配信されてることは比較的多い。
コメント
[…] 前作が現代劇だったのに対して、時代劇リターン!グロい。本当にグロい。それも、パン・ホーチョン的な笑えるグロさではなく本当に気持ちの悪いグロさだ。馬泥棒を撃退するシーンもそうだし、手下の幻術師をおとりにするシーンもそうだし、油のところもそうだ。おえっとなる方も少なくないだろう。 […]