世界中の『スター・ウォーズ』ファン達が、待望の新作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の公開を待ちわびていた1998年。
高校時代からの仲間である『スター・ウォーズ』オタクのエリック(サム・ハンティントン)たちは、「死ぬ前に『エピソード1』を見たい」と願う末期ガンで余命わずかのライナス(クリス・マークエット)の願いを叶えるため、ジョージ・ルーカスの本拠地であるスカイウォーカーランチに侵入し『エピソード1』のフィルムを盗みだし、世界で最初に見たファンとなり歴史に名を刻もうと、車でアメリカ横断の旅に出る。しかし、彼らの行く手には、対立するトレッキー軍団、そしてカーク船長こと、あのウィリアム・シャトナーとの遭遇など様々な困難が待ち受けていた・・・。
果たして彼らはいくつもの試練を乗り越え、『エピソード1』を見ることができるのか!?
Fanboys 2008年
感想
監督はカイル・ニューマン。
レイア姫がいた。ケヴィン・スミスもいた。セス・ローゲンも見つけた。カーク船長もいた。
姫、「ジェイとサイレント・ボブ 帝国への逆襲」での尼さんから随分と老けたわね・・・。あらあ。もう「帝国への逆襲」から15年??ああ。
比較してしまうのはやはり「帝国への逆襲」。ロードムービーとしても「帝国への逆襲」の面白さに負けてしまう。ケヴィン・スミスの面白さはべらべらと話が脱線していくところなので、まっとうな青春映画の方に近い本作にあの面白さを求めてはいけないのだが。
なんだか、ありきたりなのだ。いいところはというと、病人ものだがあまり悲壮ではないところか。